アトピー性皮膚炎の治療についてアトピー人口が増加しているようなのでみなさんご存知と思いますが、アトピー性皮膚炎(atopic dermatitis)のことです。アトピーは遺伝的な素因による疾患ともいわれましたが、環境汚染もすすむなか、要因はそればかりではないようです。 以前は小児に多かったアトピーですが、環境汚染などからか成人のアトピーも増加しています。 時に、“アトピーが感染してうつるんじゃないか”と、間違った解釈をされる方がたま~にいらっしゃいますが、アトピーは感染するものではありません。 ダニ、ハウスダスト、カビ、動物、草、ある種の食べ物、また、ゴム、革、金属、洗剤等によって引き起こされます。アレルゲンやヒスタミンの作用です。 アトピーの方は乾燥肌で、こういったアレルゲンにより突然引き起こされ、強い痒みが出現し、湿疹ができます。夜間温まり、痒みがでて、不眠の方が多いでしょう。 人により、アレルゲンが異なります。アレルゲンを知り、アレルゲンをできるだけ遠のけることが大切です。 アレルゲンの検査は病院でやってもらえます。 また、身体的、精神的過労で、症状が悪化することがあります。 掻けば掻くほど悪化します。そしてまた痒みで眠れず、夜中も掻いてさらに悪化。どんどん悪循環でひどくなっていきます。 どんな病気にも言えますが、不眠、ストレス、過労がいけないですね。 アトピーは“奇妙な“という意味です。治療も人によって合う合わないがあります。 痒い時は抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を内服、ひどい症状のでている皮膚には副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を塗布することが多いようです。ステロイドを内服している方もいるようですが、軟膏もそうですけど、自己判断で急に止めたりすると、リバウンドでさらに皮膚の状態は悪化してしまいます。医師に相談しましょう。 ただ、ステロイドの副作用を考えると、使わないにこしたことはないですよね医師によって少し考え方が違うかもしれないですが、信頼できる専門医にちゃんと相談した上で、経過を観察してもらいながら、減量または中止していきましょう。 アトピーは改善はしても、もともと持っている体質もあって、再燃する可能性もあります。 民間療法も色々あるようですが、いくつか専門医にちゃんと受診し、相談して、自分にあった治療生活を見付け、気長に上手く前向きに病気と付き合っていくことが大切だと思います。 基本として、生活習慣を整えることも大切ですよ。 アトピーの方々、そしてそれを支えている方々、あきらめずにがんばりましょう! ☆プロトピック軟膏(タクロリムス軟膏) この軟膏のチューブには、アトピー性皮膚炎治療薬とかかれています。 1999年より登場し、もともとは命をとらない病気のアトピー性皮膚炎の特効薬として使われています。 ところが、最近になって 免疫抑制剤タクロリムス軟膏の発ガン性 について問題視する見方がでてきています。 マウスによる実験より、人に換算すると、なんと4~5年ほどで発ガンする計算になるそうです。 ジャンル別一覧
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